「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演レポート

投稿日: カテゴリー: 公演レポート, 見る・聞く

スクリ~22015年6月26日。
明大前〈キッド・アイラック・アート・ホール〉のギャラリースペースにて、「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演の4回めを開催した。

今回のギャラリースペースでは坂本龍幸「夜の形」展がおこなわれていた、その中での公演だった。
そして展示時間の都合で、スタートは20時半と、欧米並みの遅い時間となった。
20時半というと、私はいつも、私の青春時代の音楽アイドルだったウェザー・リポートのアルバム「8:30」を思いだす。
「エイト・サーティー」は欧米のコンサート開演の一般的な時間なのだそうだ。
もっと遅い時間の開演も普通にあるらしい。

公演は20時半、ほぼ定刻にスタート。
前半の「沈黙の朗読」パートでは、リリースしたばかりの私の長編小説『ストリーム』から抜粋し、さらに構成したものを野々宮卯妙に読んでもらった。
私のピアノ演奏は、音をこれまでよりさらに少なめにし、不協・共鳴に注意深くなりながら、マインドフルに集注していった。

中盤でしだいに沈黙の比重が増え、やがて完全に沈黙し、同時に照明が落ちて完全暗転に。
私はピアノに向かってすわったまま、自分の脈拍を取ってみた。
300くらい数えたところで、後半の音楽瞑想パートに進んだ。

調性のあるまばらな音によるイントロから、調性のない中間部をはさみ、リズムと調性のある後半部へ。
自分がどこへ向かうのかとても興味深く、自分自身に好奇心を向けつづけたまま演奏を展開できたことがおもしろかった。

終演後はささやかながらつまみとワイン、梅酒、参加者のひとりの川橋さんからいただいた日本酒などをいただきながら、みなさんと歓談。
これもまた楽しいひとときだった。
参加者はけっして多くなかったけれど、おいでいただいたみなさんに深く感謝している。

「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演はさらに月一回のペースで継続するつもりだが、公演のスタイルを大きく変えるつもりはない。
来月もおなじようなスタイルで、しかしまったく異なる体験を共有することになるだろうことを予想して、開催する予定だ。

来月は7月27日(月)夜の開催予定で、詳細と参加予約はこちらからどうぞ。

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