年末公演「キッズ・イン・ザ・ダーク」が終わった

2012年12月28日と29日の二日間で3回おこなった現代朗読公演「キッズ・イン・ザ・ダーク 〜 冬の陣」が終わった。
スリリングで楽しく、熱い二日間だった。

この公演のためにげろきょゼミ生が15名参加。
今回参加できない者もなんらかの形でサポートに回ってくれて、いわば総力戦。
現代朗読協会という熱い表現者集団のそれぞれのつながりを感じられて、私にとってもとても幸せな時間となった。

28日公演初日は午前10時に羽根木の家に(来れる人は)集合。
折り込みチラシや持っていくものなどの準備をする。
私は演奏機材をレンタカーに積んで、佐藤くんといっしょに先にホールに搬入。
そのあと、いったん羽根木の家にもどり、昼すぎから出演者たちが確認リハーサル。

午後2時半すぎにぞろぞろと歩いて明大前に向かう。
3時にキッド・アイラック・アート・ホール入り。
会場設営。
私は演奏機材のセッティング。
音響ケーブルを一本忘れた、とかあったけれど、これは後発の野々宮に持ってきてもらうことで解決。

順調にすすめ、午後5時すぎから通しリハーサル。
これは照明や音響の確認として重要。
今回照明を担当してもらったホールの早川くんには本当にいろいろとお世話になった。
こちらの指示を待たずとも独自の判断でさまざまに効果的な配慮をしてもらったことには、本当に感謝する。

午後7時半開場、8時開演。
年末の忙しいときにも関わらず、多くの方に来ていただいて感謝。
まずは1回めの公演が無事に終了。
私は早めに家にもどったが、女性陣は終了後、がっつりと食事に行ったらしい。

明けて29日。
出演の男連中が早めに来てマックで朝食、という情報が流れたので、私も早めに明大前に行く。
8時半、合流。
この日の午前中の回はげろきょには珍しく男性が4人出演する。
とかいっているうちに、お姉さまがたも次々と合流してきた。

午前9時、ホール入り。
会場をととのえ、自主的に部分リハーサル。
私は昨日とは違う演奏セッティングを試してみる。
とくに音源を変えてみた。

午前10時開場、10時半開演。
さすがに年末の午前中ということもあって、来客数は少なめだったが、それでも思ったより来ていただいてありがたい。
公演内容はハプニングの連続で、スリリング。

一連の公演の模様はダイジェスト版を近いうちにYouTubeなどで紹介したい。
それと、今回なぜか、来客からのアンケート回収率が異様に高く、しかも熱い思いを語ってくれている内容もいくつかあった。
これも抜粋をブログで紹介する予定。

正午前には2回めが終わり、しばしの昼休憩。
私は近くのサブウェイに行ってホットドッグを買ってきて、ホールで食べながらちょっと一息。

最後の回は午後1時開場、1時半開演。
当日券で来てくれた人が何人かいて、用意していた席は満席になった。
1回め、2回め、3回めと、全部メンバーが違っていたのだが、最後の回もそれぞれが熱く朗読してくれた。
すべての回で終わってからお客さんから暖かい拍手をたくさんいただいたことが心に残った。

個人的な感想としては、現代朗読のスタイルのひとつがこの公演で完成を見たような気がする。
このスタイルをさらにシェイプアップしていくことが、現代朗読のひとつの道筋だろうと思う。
ご来場いただいた多くの方々、出演や手伝いのゼミ生、ホールの早川くん、来れなかったけれど気にかけていただいた方々すべてに、この場を借りて感謝をもうしあげたい。

次回のキッド・アイラック・アート・ホールでのげろきょ公演は4月19日・20日の予定です。
(現代朗読協会主宰・水城ゆう)

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