ゼミはひさしぶりの人と初参加の人たちで基礎をしっかり

午前中は6月最初の現代朗読ゼミだった。
珪子さんがひょっこり顔を出してくれてうれしかった。
羽根木の家でゼミをやっていたとき以来だから、たぶん2年ぶり以上。
まったくお変わりなくお元気なようすで(家ではいろいろあったらしいが)、相変わらず表現にたいする意欲と好奇心を持ちつづけておられる。

ほかには初めて現代朗読を体験するという人がふたり。
そのうちのひとりは音読トレーナーのなおみさんなのだが、けっこう長い付き合いなので、ゼミに初参加と聞くと意外な気持ちがした。
なおみさんはドイツ在住で、1年に1度の帰国の際にはかならず顔を出してくれて、うれしいかぎりだ。

ゼミのあと、みんなで昼食に行ったときも、ドイツでのようすをいろいろ聞かせてもらった。

初体験とひさしぶりの人のために、現代朗読の基礎的な考え方とトレーニングをまずしっかりとやった。
そのあとでみなさんそれぞれが、自分の朗読表現をあれこれ試してみる。
現代朗読では、表現の根拠は外側からあたえられたものではなく、テキストでもなく、変化しつづける自分という現象にあるとする。
そこを注意深く観察しとらえることが稽古の中心となる。

今月のゼミはあと2回ある。
6月16(土)と30(土)、いずれも午前中に開催。
(主宰・水城雄)

6月16日:現代朗読ゼミ
朗読や群読などの身体表現を用いていまこの瞬間の自分自身をのびやかに表現するための研究の場・現代朗読ゼミ、終了後は気楽なカフェタイムも。6月の開催は16(土)/30(土)、いずれも10時半から約2時間。

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